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【いなかの風キャンプ場】キャンプ場レポ

キャンプサイト長野
この記事は約13分で読めます。

こんにちは、honuahonua です。

今回は、二泊三日で長野の中信〜南信方面、甲斐駒ヶ岳など高い山が連なる中央アルプスの山間にある、「いなかの風キャンプ場」に行ってきました。


元々棚田だった場所をそのままキャンプサイトにしているので、とにかく陽のあたりもよいし、非常に見晴らしのいいキャンプ場です。
向かいの中央アルプスの山々の景色も見えて、空も広くて、空気が美味しい!
都内からは少し遠いので交通面でのハードルが上がりますが、二泊三日だとチャレンジできる距離。
貴重な二泊三日キャンプで、素敵なキャンプ場に出会えると特別嬉しいです。

それでは、レポに移ります!

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1.基本情報

◯ 所在地
長野県上伊那郡飯島町日曽利43-3
https://inakanokaze.com/

◯ 予約方法
HPよりオンラインで予約
レンタル等もオンライン予約できます。

オートサイト、ペットサイト、テントサイト、ログキャビンのそれぞれ場所指定で予約できます
写真付きでわかりやすいです!(壇上になっているので、地図と照らし合わせて決めるのがベスト)

また、4ヶ月先の末日まで予約を抑えることが可能です。

2.施設情報

◯ 料金
・オートサイト:平日4000円〜 土曜5000円〜 ハイシーズン6000円〜
・ペットサイト:平日7000円〜 土曜9000円〜 ハイシーズン10000円〜
・テントサイト:平日4000円  土曜4500円  ハイシーズン5000円 (車乗り入れ不可)
・ログキャビン:平日11500円〜 土曜14000円〜 ハイシーズン15500円〜
※環境保全費として一人(0歳〜)300円必要です。
※詳しくはHPを参照ください

◯ キャンセル料
3日〜前日:50%
当日・無連絡:100%

※風、悪天候、災害、交通状況等によってキャンプ場を閉鎖する場合はキャンセル料は発生しません
施設側側から連絡がない場合はキャンセル料が発生しています
問い合わせ 電話:0265-73-8855 (9:30-17:00)

◯ チェックイン・アウト
キャビン     14:00~翌10:00 レイト1時間/1,500円
キャンプサイト  14:00~翌11:00 レイト1時間/1,000円
※遅れた場合はレイト料金が発生します。
※アーリーチェックイン可 9:00〜 (時間ごと別料金・繁忙期のみ12:00〜)
問い合わせ 電話:0265-86-6655

◯ 消火・消灯時間
「消火・お休みタイム」 21:00〜7:00
車のアイドリングやBGMは禁止されていて、静かに過ごすことがルールです。

◯ 焚き火・花火
かまど付近のみ手持ち花火可能(ロケット、打ち上げは禁止) 21:00まで

◯ 車乗り入れ
可(車両台数が決められているので各サイトの詳細を確認)

◯ ペット
「ペットサイト」のみ可

◯ 地面
芝生、土
※田んぼをそのまま使っているので、芝が生えていない部分はかなり柔らかく安定しないため、長いペグがあるといいですよ。

◯ 薪・炭
薪:800円/束 ・ 炭:650円/3キロ

◯ 利用可能施設
管理棟売店):営業時間9:00〜17:00
露天風呂、シャワー:営業時間16:00〜21:00
 当日受付にて申し込みします。
 料金500円/人(シャワーのみは200円/人)・貸切もあり(別途時間帯&料金)
釣り堀
 料金魚(ニジマス)350円/匹 ・ 竿、下処理、串 それぞれ50円
炊事棟:全てお湯がでます!!(ハンドソープのみ常設)
トイレ:洋式水洗トイレ、管理棟のトイレのみウォシュレット付です。

引用:いなかの風HPより

3.サイト体験記

東京を7:30過ぎに出発してスイスイと駒ヶ根インターに到着した我が家。
11:30前に目的地のキャンプ場…ではなく、恒例の地元ランチ、駒ヶ根名物のソースカツ丼を堪能してから、いざ現地へ。

幹線道路から曲がると、急に田舎の山道に。
細すぎて不安になる山道をゆっくり登り、最後はU字カーブと細い石の橋。落ちたら川にドボン。

HPでも、このような書き込みがありました。

大型のキャンピングカー、トレーラー並びに牽引トレーラー、国産車3ナンバーサイズを超えるクラスの自動車等は入れません。
施設内周回路、及びサイトへの進入口が非常に狭い為、一般的な車輌までを入場可能としています。
ご了承下さい。
目安として、ハイエース・キャラバン程度は来場できますが、運転に自信のない方はご遠慮ください。(1〜2年に1件程度ですが、目の前まで来て”入れないから帰ります”という方もいらっしゃいました。)

引き返した方はおそらくそこの川を跨ぐU字道路に違いない。
確かに慎重にいかないと怖く、何度も通りたくないほどの道でした。
MINIなのに!(というか、今のMINIは3ナンバーですし、ミニじゃないんですよね笑)
無駄にキャンセル料がかかってしまうので、車種と運転能力に注意です。
特に雨の日はぬかるみにはまりやすいので、四駆だとなおさら良いのかも。

とにかく、田んぼだったので、基本軽トラでぐいぐい行ってたんでしょうね〜ハイエースでは行かないよね。。。

入ってからも若干どうやってサイトに行っていいか案内がわからず、全然違う道に行ってしまうハプニングも。急な坂と狭い道でUターンに苦戦しましたので、サイトへの道をよく確認して進みましょう!!

さて、ここはなんとも開放的な管理棟
薪は広葉樹針葉樹とも売っていました。レンタル品も充実です。


カブトムシ採取体験などその日やっている体験はここ、管理棟で確認して申し込みをするので、その日に体験する場合は色々チェックが必要です。

時期によっては、田植えやブルーベリーの収穫体験プログラムもあります。
この日はカブトムシ採取と近くの小川散策をやっていました。

ゴミ袋は一袋、生ゴミ用に貰えますが、分別がかなり細かく、よくあるプラゴミ、生ゴミ、カンビン、ペットボトルのほか、アルミホイルなど「燃えるゴミ」のさらなる分別があるので、いくつか手持ちのレジ袋を使って予め分別しておくと楽なのかな〜。
管理棟の裏手にゴミステーションがあります。

ログキャビンを借りてる人もわりといました。
田園風景の中でのログもいい感じです。

私らのサイトは一番上の見晴らし最高なところです!気分あがります!
場所は「A-57」。

前述しましたが、ここは棚田だったところをそのままサイトとして使っています。
帰りに管理棟で係の方に色々質問したのですが、ここは使わなくなった田んぼを借りて、芝生を入れては刈ったりして管理しながらキャンプ場にしているんだそう。

honuahonua
honuahonua

なるほど。だから水路もあるんですね。田んぼのあとに何か埋めてサイトにしているんですか?

スタッフの方
スタッフの方

埋めているわけではないです。そのまま芝生を植えると雑草と一緒に生えてきて、刈い揃えながら管理していくと綺麗な芝のサイトになるんですよ。

たまたま私達のところは、芝生が唯一なくそこが残念でしたが、生えてた芝生を一度全部刈って、今たまたま無い状態だった様子。
「場所は向こうの山の街並みまで見えて抜群のサイトですよ!」
とお墨付きもいただけましたので結果オーライ!

一番近くの炊事場からの眺めも最高ー!
そしてお湯がでますが、何気にこれが超絶嬉しい…。

気持ちの良い景色を眺めながらお湯で食器洗いをしたり、歯磨きしたり、ってなかなかないですよね!!

トイレは全エリアで4箇所(管理棟入れて)あります。
私たちのサイト近くの女子トイレは2箇所洋便器がありました。2器で大丈夫かなと思ったけれど、並ぶことは一切無かったです。便器は暖房便座で、綺麗です。洗面も綺麗で室内は暖房もついていました。

我が家のサイトのロケーション!

今回は横長のサイトだったので、どの場所からも中央アルプスを眺めるべく、タープの張り方向を90度変えてみましたが、このサイトには正解!
小川張りができず、紐に寝袋とかは干せませんが、家で干したので問題無しです。

正規の張り方は上記ショップの画像です。

今回の張り方でもテントに濡れずに入ることができましたし、個人的に約一年経って少し経験値が上がった感じがして、少し嬉しいです!

そして、初日の夜は偶然2箇所から花火が20:00、20:30と向こうの山の方からドーンと!

どうやら地元のお祭りは中止になったそうですが、花火だけやったというFMラジオの情報があったのでそれでしょうか。
また、スタッフさん曰く、この時期は神社のお祭りがあって花火をあげている事もあるようです。
時間差で2回も観られ、音もしっかり鳴っていましたし、見晴らしが良いおかげで何にも邪魔されることなく特等席で花火が観られました。感動をありがとうございました!!

初日は雨でしたが(設営時は奇跡的に曇り&小雨)、翌朝は曇りだったので雨降らないうちに千畳敷カールへ登ってきました。周辺のアクティビティについては後で記載しますね。

夜は旦那さんにスキレットで肉とかイカとか八ヶ岳ソーセージなど色々焼いてもらうだけの楽チン晩ご飯!楽なのが良いね〜。

そしてwithピルスナーです!!

脱線ですが、ピルスナーウルケルチェコビール
最近アサヒが提携したのかスーパーに売られるようになり、手に入りやすくなり嬉しい。
私はチェコそのものもチェコビールも大好きでして、箱買いしました。ありがとうアサヒ様!

一本280円くらいで普通のビールより少し高いですが、クラフトビールよりは全然安いし、今このご時世チェコを思い出すこの味を頂けるのは嬉しすぎです。

さてさて、そんな感じで3日目はようやく晴れ。
撤収時に晴れてたらそんなに嬉しいことはないですよね!それ以外の雨は慣れてしまいました。二日の雨に濡れたテントもタープもしっかり乾いて収納できて満足。
平日ということもありガラガラな朝の風景を少し楽しんでみたりも。
隣のサイトからうちのを見たときの写真です。

結構離れてます。
なにしろ1田んぼ1サイトですから。
ここは目の前に木があって少し遮られるも、見晴らしに加えてプライヴェート感もあって良いです。

そうこうしてるとチェックアウト11:00で、慌ててギリギリで出たのは、そう我が家です・・・。

いやー、本当にこのサイトからの眺望は、温泉のみでサイトには行ったことないけれど、絶大的人気を誇る「ほったらかしキャンプ場」の町を見下ろす系にも似てそうだし、更に向こうの中央アルプス連峰が見えるし、隣のサイトも全く気にならないどころか絵になるという素敵さ。
文句のつけどころがないのではないでしょうか。

さらに、棚田への太陽のエネルギーが自分に全部降り注ぐようにも感じられて、自然チャージ満タンになったキャンプでした。

4.周辺情報


◯ 食事
この辺りは観光地でもあり、多くのレストランがあります。
今回は私たちが実際にいただいた食事をレポしていきます。

「ガロ」https://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20000041/
駒ヶ根といえば「ソースカツ丼」
多くの店がひしめく中、一見ただの喫茶店にみえるこちら「ガロ」は知るひとぞ知る名店なのです!

この辺りに来たら我が家は必ず訪れるのですが、毎回胃が心配になります。

というのも、ここのカツ丼、美味しいのですが、さらにボリュームがすごいんです。
ですがヒレカツなので胃もたれもせず、エビはプリップリで最高!無事に完食。
基本喫茶店なのでラインナップにラーメンやパフェなどもありますが、ほぼ皆さんソースカツ丼を注文してました。美味しかったです。

特に女性は完食が難しいので、注文時にご飯少なめ、など伝えておくと対応してくれます。

「丸富」https://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20000040/
駒ケ岳下山後に、地元の美味しくお上品なお蕎麦屋さん「丸富」さんへ。
大盛りを子供とシェアしていただきました。(大盛りは量も価格も1.5倍です)

落ち着いた内装、器などもおしゃれで、そして美味しいお蕎麦でした。ごちそうさまでした!

「かんてんぱぱガーデン」内にあるお蕎麦屋さん「栃の木」
https://www.kantenpp.co.jp/garden/tochinoki
こちらで天ぷらとお蕎麦を頂きました。
※かんてんぱぱガーデン:伊那市西春近(広域農道沿い)営業時間:10:00〜18:00

てんぷらのお野菜がとても新鮮!付け合わせ小鉢も出てきてとてもコスパのいい一品。そばももちろん美味しい。

◯ 観光名所
「駒ケ岳」および「千畳敷カール」https://www.chuo-alps.com/(HPは駒ケ岳ロープーウェイより)

一年を通して、登山客の絶えない人気の山、駒ケ岳。
今回は二泊三日だったので、軽くトレッキングを楽しみました。

指定駐車場で車を停めて、1時間に2本のバスで駒ヶ岳ロープウェイ乗り場まで30分。
バスからの眺めも楽しいです。
山道をぐいぐい進んで、綺麗な川や高所からのスリリングな眺めはそれだけでも観光した気分です。

ロープウェイからは曇ってあまり見えませんでしたが、上に着くと、霧雨が。

しかも気温がなんと「11度」!!寒いわけです。
Tシャツだったのを、手持ちのフランネルシャツ羽織って、登山用レインウェア上下装着。
山を舐めてはいけないですね。
ロープウェイだからと半袖サンダルの人やジーンズがいましたが、後悔したと思います…。

散策路を子供と一緒だったので1時間くらいで周遊。4歳がんばった赤ちゃん
子供は長靴だったので水たまりは喜んで歩いてましたし、子供のレインウェアも登山用で大正解!
いつものキャンプ用品を登山仕様にしておくとこういうアクティビティもなんとかなりますね。
良かった〜。

ちなみにいつも持ち歩く子供のレインウェアは、子供用品が充実していて良心的価格の「モンベル」。私のはコロンビア。コンパクトだし、キャンプでも風除けに使ったりしていますし便利です。

晴れてたら最高だったんでしょうけど、今は高山植物が満開で、雨に濡れた小さな花はとっても綺麗でした。

霧の感じも幻想的。

千畳敷カール。霧がかかると視界は悪いです。そして寒い!

「かんてんぱぱガーデン」https://www.kantenpp.co.jp/garden/
伊那地方屈指の成長企業「かんてんぱぱ」が運営する。
ガーデン内には美術館、レストラン、蕎麦屋、花壇に売店などなど見所満載。
美味しい水が汲める場所まであり地元の方々が次々に水を汲みにやってきていました。
しかも無料です!

私たちは野村陽子さんの植物画の美術館(こちらも無料)を観た後、健康パビリオンという施設の中のお土産コーナーでおなじみの、こちらを購入!

子供と一緒に作りました。
普通のゼリーと違い、かんてん特有の食感が良く、甘さも控えめでダイエット中のおやつにも最適です。
新製品のマンゴーとパインも気になったので、またの機会に購入してみようと思います。

型は100均のチョコレート型で。しっかり模様がついています。固めなので型から取るときも形が崩れません!

その他、光コケで有名な「光前寺」http://www.kozenji.or.jp/
農業体験場やレストランなどがある「みはらしファーム」https://miharashi-farm.com/
など観光名所が盛りだくさんですので、ゆっくり行ける場合は、お好みのアクティビィティを是非みつけてみてくださいね!

◯ 温泉
羽広温泉「みはらしの湯」https://www.ina-city-kankou.co.jp/miharashinoyu/
南アルプスと伊那市街などの雄大な眺望が特徴の温泉。
施設もお湯も気持ちが良くて2日間連続で入浴しました。
中は山の湯と川の湯に分かれていて、女湯男湯で交換制です。日替わりではないので、この時の女湯はどちらも「川の湯」でした。

〔営業時間〕:10時~21時30分(受付は20時30分まで)

〔入館料
一般(中学生以上)500円
児童(小学生)300円
小学生未満は無料

サウナや休憩室、食堂もあります。(食堂はただいま休止中


いなかの風キャンプ場。
1泊2日だと運転時間も長くハードですが2泊3日あると魅力たっぷりな周辺観光もでき、もちろん広大な景色を見ながらゆっくりサイトで過ごすことができます。

子供の遊び場はないといえばないですが、全ての自然が子供の遊び場であるとも言えますし、
当日申し込みのできる体験もあり、釣り堀もありで、素晴らしい体験ができること間違いなし!

2泊できる時はまた行きたいな〜。と思える本当に素敵なキャンプ場でした!

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