こんにちは、honuahonuaです。
キャンプの相棒、テントをサバティカル モーニンググローリー TC ライトベージュ(以下モニグロ)に移行して以来、すっかり我が家に馴染んでいます。
使いやすい、かっこいいフォルム、設営しやすい、冬も使える、、といい事ずくし。
しかし。
以前のスノーピークのテントよりも素材的には重たく、変形タイプのテントなので、下手にたたむとテント用の収納バッグがパンパンに…。
我が家のmini clubmanの限られたスペースには、最小限に抑えたものを入れるのが好ましいので、雨の日以外はなるべく綺麗にたたむようにしています。
綺麗にたたむだけで、収納スペースに余裕がでるし、次広げる時もなんだか気持ちいい!
そこで、モニグロTC素材のテントを綺麗にたたむ手順などをまとめてみました。
1.モーニンググローリーの素材について
まずは、モニグロについてのご紹介から。
モニグロの販売元である「サバティカル(SABBATICAL)」はA&F(エイアンドエフ)オリジナルブランドで、モーニンググローリーは、一般的なワンポール型のテントに対して、正面をサイドのポールによって大きく広げ、開放感と前室の広さを確保したモデルです。
購入には何度か抽選をし、購入権を得てから店舗受け取り、という流れでしたが、2023年5月以降は全国のA&Fカントリー各店舗にて通常販売をするようになったようです!
大まかなスペックはこちらの通り。(サバティカルHPより抜粋)
SPEC
・サイズ:W470×D440×H270cm(収納サイズW77×D36×H23cm)
・総重量:14.35kg(本体重量9.2kg、ポール重量3.7kg、ペグ重量1.45kg)
・ウォール素材:撥水加工TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)
・マッドスカート/トップキャップ素材:210デニールポリエステルオックス
TC素材とは「ポリコットン」と言われる素材で、ポリエステルとコットンを混ぜて作った合成繊維です。
ポリエステルとコットンの良いところどりの素材で、テントとしては非常に適しており、独特の表情も持ち合わせたメリットだらけな素材ですし、火に強いので冬場のストーブ対策にも耐えられます。
通常のポリエステルと比べてデメリットとしてあげられるのがその「重さ」と「汚れの落ちにくさ」です。また、変色しやすいことや防水性については完全ではないものの、通常利用では問題ありません。
2.モニグロの設営方法
設営については、手順がマニュアルにも記載があります。
作業は2人以上で行うようにマニュアルにも注意喚起があります。
一人でも設営可能ですが、安全のために人数がいる時はなるべく2名以上を推奨します!
(突然の突風等で危険性が高まります)
❶テント本体セットアップとボトムのペグ打込み
❷センターポールの差込み
❸フロントポールの取付(ここまでくると安定感が出てきます)
❹コーナー2カ所のペグ打込み
❺サイドポールの取付
❻ロープのペグ打込み
❼ハンガーテープの取付
設営はほぼこの通りに行えば問題ありません。
フロントポール前のロープを別途延長し、物干しや照明用に設置する場合などこの設営後にカスタムで行うこともできます。
3.モニグロのたたみ方
さて、本題の「たたみ方」。
実は設営に関しては❶から❼まで細かくマニュアルで絵の表示がありますが、たたみ方に関しては、以下の説明一枚で完了しています。
そう、こちらモニグロはポールやロープ、ペグを全部取り外してからの作業がなかなか大変なのです。
綺麗にバッグに収めるには、確かにこの方法が良いでしょう。
しかし、生地が大きいしTC素材は重いので、空中でAの作業を上手にやるのは至難の技(器用な方、できる方も多くいるとは思いますが…)。
Bの形がどこをたたむのかなど、混乱しがちになり、結局は「えい、やー!」っとやっつけ仕事になるパターンに我が家は陥りそうなので、別のたたみ方をしています。
【たたみ方手順】
※インナーは先に取り外しておきます
⑴ハンガーテープの取り外し
⑵センターポールを取り外す
⑶フロントポールおよびペグを取り外し、ロープをまとめる
⑷サイドポールおよびペグを取り外し、ロープをまとめる
⑸コーナー2カ所、のペグ取り外し、ロープをまとめる
⑹ここで❶のセットアップ状態に戻ります。
❶のセットアップの画像はこちら。
長方形になります。このほかにペグなどがあったり、ロープがある場合はまとめておきます。
さて、ここからは実際にたたんだ実例付きで細かく解説していきます!
⑺コーナー部分の生地を内側にたたみます。
⑻長方形の短手部分のペグを2本外し、ペグがささっているもう片方側へ生地を折りたたみます
⑼さらに2本のうちの1本のペグを取り外して、ペグを外した方の生地を持ち、ペグがさしてある方向にたたみます。
4分の1の大きさになりました。
⑽最後のペグを軸に折りたたんでいきます
※最後に残った1本のペグを抜いて完了。
要は、ペグを軸にどんどん小さくたたんでいくだけ。
ペグが確実に抑えてくれるので、人間2人でたたむより綺麗にたためるんです!
⑹まで作業が進んだら(最近は⑶までですが)、我が家では作業分担が始まります。
作業効率もアップで、撤収作業がかなり楽になりました!
是非試してみてくださいね。
4.モニグロの補足情報
◯ 新たなモニグロが誕生
モニグロが通常販売になった以外に、もう一つのモニグロが販売されています。
その名も「MORNING GLORY Synthetic」
形は一緒、素材は…ポリエステル!な、モニグロです。
ポリエステルなので軽量で厚みがないのでコンパクト、さらに防水性もアップし、メンテナンスが簡単。設営・撤収もしやすいモデルとなっており、初心者キャンパーにも扱いやすいモデルが誕生しました!!!
TC素材の風合いとこの形が絶妙にカッコいいんですが、機能性や利便性があってこその野営!っていうこともありますので、この選択肢はアリですね。
さらにデフォルトのポールがA6061 アルミニウム合金で、モニグロTCのスチール製と違って強度、耐久性があります。
雨模様の日と晴天の日での使い分けや拍数で使い分けするという2つ持ちでも良いかもしれません!
設営はそのまま、仕様は使い分け。うん、いいですね…。
詳細はこちら
◯ 美しく高機能なタープ
日差しの強い今日この頃、やはり日陰でのんびり過ごしたい、雨からギアを守りたい。
など、タープの活躍の場は多岐に渡ります。
モニグロにはやはり、デザイン性が一致するこちらのタイプがオススメです。
マリポサM TC
この連結、美しいですね。
マリポサMは4人用のタープで、形は四角形ですが、ロープの張りでこの形状を生み出しています。
ちなみにマリポサはTC素材なので、モニグロTCとあわせます。
タープとしては4隅をポールで持ち上げる、もしくは中央を持ち上げて三角屋根のように仕上げるものが多い中、4隅をロープで落とし込み、辺の中央にポールをたてている構造になっています。
この効果としては、雨の侵入を抑える効果、風除け面積が確保される効果があります。
連結には、モニグロのフロントポールを別売りのTarpPole 240 ALに変えて設置します。
デフォルトのスチール製マリポサのポールよりアルミニウム製で強度があるため、タープを揃える場合はこちらの購入をオススメします。
先ほど、TC素材のためマリポサはモニグロTCと、と記述しましたが、
ポリ素材のSyntheticにする場合は、「ルピネM」にあわせます。
こちらはマリポサのようなポール使いではなく、わりとスタンダードな作りになっています。
ロープの張りによって綺麗な湾曲が出て無駄のない設計のタープであることがわかります!
こちらも付属のポールを使用した使い方で連結していきます。
◯ グランドシート
そして、ミニキャンオススメのグランドシートは過去記事で紹介させてもらいました!
こちらの記事ではHIKEMANのシートを紹介いたしましたが、同様の大きさでDODから、しかも安価で出ています。
(HIKEMANは2023年7月現在ネットでは8角形が出て来ておりませんでした。)
是非シートもあわせてチェックしてみて下さい!
さて、今回はモニグロのたたみ方を細かくアップしてみました。
マニュアルを読むとついついそのやり方が一番効率も良いのかな、と考えがちですが、それぞれ場所やキャンプの参加人数、天候などで違うやり方にする方が効率よく綺麗に仕上がるケースもありえます。
我が家は車がminiclubmanという容量の少なめな(ミニの中では多い)車であることや、子どもがまだまだ動き回るのでなるべく見ておきたい、という二本柱があることで、必然的にいかに綺麗にコンパクトにできるかが勝負のため、今回のようなたたみ方で過ごしています。
もし、お悩みのキャンパーさんがいましたら是非ともお試し下さい!
それではhonuahonuaでした!
コメント