気になってたキャンプでの調理グッズ、メスティン。
キャンプ地でご飯を炊くほか、茹でもの揚げ物炒め物なんでもこなせる万能クッカー。
我が家では2つのメスティンを使用しています。
メスティンといえばトランジアが有名ですが、我が家の愛用品は、
「お値段以上♬」のニトリで販売されているものです。
1.メスティンとは
メスティンとは、取手付きアルミ製飯ごうのことを言います。
アルミは熱伝導率が高く全体的に熱が回りやすいため短時間でご飯が炊き上がります。
ちなみにアルミの特徴としてあげられるのが、
・軽い(鉄や銅の1/3程度)
・伝導率が高い
・錆びにくい
・強い
トランギアでは円形のアルミを使って整形しています。(写真)
蓋は強度のあるもの、本体は加工性のあるもの、というようにアルミの特徴にあわせて適した部材を製作しています。
蓋に強度があれば、熱が中でしっかり回っていくので、美味しいご飯が炊けますね。
2.ニトリのメスティンについて
前述した通り、我が家では2種類のメスティンを使っています。
そのうちのメインに使っているのが、ニトリで購入したものなんです。
今回はニトリのメスティンについてご紹介します!
【仕様】2種類のサイズ展開の内容です
商品コード | 750ml/8670906・1500ml/8670907 |
カラー | グレー |
サイズ | 750ml/幅16×奥行9×高さ6cm・1500ml/幅19×奥行13×高さ7cm |
素材 | アルミニウム |
価格 | 750ml/¥1490・1500ml/¥1990 |
重量 | 750ml/約200g・1500ml/約300g |
ウッディなテイストに馴染みやすい色合い、そして機能性も優れているんです。
持ち運びに便利な巾着型収納や簡単なレシピも付属していてお得感満載ですね〜。
(下記画像:ニトリHPより引用)
3.実際に使用してみた感想
金額も内容でいくとコスパが良いニトリのメスティン。
では実際に使ってみてどうだったか、レビューしていきます。
1)見た目、素材:
通常よく見るメスティンはシルバーのアルミ色をしていますが、ニトリのメスティンは濃いめのグレーで見た目はスタイリッシュ。
トランジアのようにアルミの無垢ではなく、アルマイト処理をした製品になっています。
アルミの無垢の方が数値としては熱伝導率は高いもののアルマイト処理をした方が強固な作りといえます。
持った感じとしては、厚みのあるようなしっかりしたイメージで、これなら火にかけてもいいな、という印象でした。
2)お手入れ:
まずメスティンを購入したら、バリ取りとシーズニングが必要なことが多いのですが、ニトリの製品はバリ取りはいらないということで、第一段階のハードルがぐんと下がりました。
ヤスリをかけるのに慣れていないと、場所によってなみなみになってしまうのでは、などと心配もありますし、普段生活するにおいてあまり使用しない金属用のヤスリの準備なども必要になりますからね。
ちなみに「バリ取り」は、アルミの加工時にできるものでフチがザラザラしたものを取り除く作業。
このままでも使えないことはないものの、怪我をしたり、引っかかったりするため、綺麗にヤスリでフチを滑らかにすることで使いやすくなりますので、バリ取りが必要な製品はした方が良いと言えます。
そしてシーズニング不要!
こちらも空焚きしてオイルを塗るなどの手間なくすぐ使用できるのが魅力です。
バリ取りとシーズニングが無いだけでも価値あり!です。
使った後は洗剤で普通の食器のように洗うだけです。
最初はご飯を炊きましたが、こびりつくこともなく洗い物も快適にできました。
3)調理性:
ご飯を炊く時は、自宅ではガスを使って鍋(ル・クルーゼ)で炊いているのですが、その時は2合で、強火にかけて吹いてきたら弱火で15分程度、むらし15分という要領で行っています。
メスティンも要領は同じかと思いきや、沸騰して弱火にしてからの時間が5分は短くなり、10分もあればパチパチとお米の炊ける音がしました。
しっかり蒸らすなら弱火で7、8分でも炊けるかもしれません。
これは、アルミの特徴である熱伝導率が高いという効果、密閉した蓋による対流性の良さなのだと思います。
また、もうすっかり定番のパスタ。茹で時間10分くらいの普通のものでしたが、アルデンテであれば意外とあっという間にできあがりました。
蒸し物、焼き物もこの性質があれば簡単に美味しくできそうです。
安価とはいえ、メスティンのもつ効果はしっかりあるので、コスパ良いですね!
4.デメリット
ここまでで、メリットばかりでしたが調理していて気がついたデメリットをいくつかあげてみます。
1)取っ手:
取っ手で蓋を押さえる事はできますが、そのまま調理はできない(ゴムが溶けてしまうので)。
取っ手がしっかり止まっていても逆さにすると「く」の字型に曲がってしまうので、スープなどをそのまま注ぐことが難しい。
2)蓋:
当然ながら蓋が熱くなるので、うっかり様子を見ようと手であけようとすると火傷の原因に。必ずミトンなどが必要になります。
3)角:
四角いフォルムのため、ご飯用のしゃもじは角部分が残ってしまう。この点は飯盒の方がカーブしていて良いですね。
…と、ここまで書きましたが、ニトリの製品だからというわけでなく、高規格なものは除いて一般的なメスティンはほとんどがこのデメリットを持ち合わせています。
理解して使っているので、実際には負担にはならないものです。
自宅で調理するようにはいかないものですよね。
ちなみに高規格のこちらも、メスティンの使用頻度が高い人にはオススメです。
蓋問題などなどが細かな工夫で解決されています。
5.まとめ
さて、今回は我が家で愛用しているニトリのメスティンについてレビューさせていただきました。
高規格なメスティンも勿論憧れますが、コスパ良しのニトリのメスティンは我が家ではまだまだ劣化する気配もなく、これからも愛用していくと思います。
キャンプ用品のお店にわざわざ行くより、家族で他のお買い物ついでに立ち寄れる手軽さも魅力です。
一度試してみたいキャンパーにはうってつけのアイテムなのではないでしょうか!
それでは、お腹すいてきました、honuahonuaでした!
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